スイミングのインストラクターをしていた20代の頃、研修でリフレーミングについて学びました。
子どもたちへのコーチングの中でどんな声がけをすれば、子どもたちのモチベーションが上がりやる気を出すか?
リフレーミングとは、分かりやすく言うと言葉や考え方の変換です。
例えば
些細なことで悩む。
リフレーミングすると…
・細かいところによく気付く
・何事にも真っ直ぐ向き合う
・慎重
と言い換えることができます。
少し前向きな感情になれませんか?
2人の人物に同じシチュエーションが起きた時、捉え方は人それぞれです。
リフレーミングについて、よくある例として挙げられるのは、コップに入った水の量を見たときの捉え方です。水がコップの半分まで入った状態を見て「半分も入っている」と捉えるのか「半分しか入っていない」と捉えるのかで、同じものを見ても捉え方が異なります。
私は小学生の頃、通知表に『お友達にきつく言われるとすぐ泣いてしまうので、もっと強くなりましょう』と書かれていました。
持って生まれた気質の部分が繊細だったのかもしれません。
中学校、高校、大学と成長するうちに自分の弱さが嫌で仕方なかった覚えがあります。
東京で一人暮らしを始めた二十歳くらいの頃、強くなりたい!絶対変わる!と自分に念じていました!
マザーテレサの名言で
思考に気をつけなさい、それは、いつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それは、いつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それは、いつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それは、いつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それは、いつか運命になるから。
という言葉があります。
思考が言葉になり、言葉が行動になり、行動が習慣となって、習慣が性格を変え、いつか運命を変える。
これはしろひげファミリーの法人が大切にしている考えです。
私自身も、変わりたいと思い続けた事で本来持っていた弱さが減り、40代の今はだいぶ図太くなって生きやすくなりました!笑
もう一つ具体例を紹介します。
私が仕事で壁にぶつかった時の話です。
私は、人前で話すのが苦手でした。
そんな私にシンポジウムの司会の依頼がありました。
慣れない苦手な分野の仕事で、プレッシャーと不安に押しつぶされそうになりました。
練習する機会をいただきましたが、緊張で声が震えて、頭が真っ白になり、うまくできない自分が情けなくて、泣きながら家に帰ったのを覚えています。
そんな時、職場の上司から励ましの言葉をいただきました。
ありがたかったです。
とにかくやるしかないと思い、当日はやり切りました。
100点ではないし、合格点なのかも分からないですが、トライした自分に納得できました。
ネガティブな経験は、成長する機会だと考えるようにしています。
苦手なことでも繰り返せば、少しずつ慣れて自信がついていきます。
ネガティブなことがあって落ち込んだときは、頭の中で嫌なことを変換してポジティブに考え直すと気持ちが楽になります。
何より自分が楽に生きられるように...
言葉や考え方の変換、リフレーミングぜひ使ってみてください!
自分がいい状態でいると周りにもいい影響を与えますよ~