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手話は誰のために

「手話」というと、耳の聴こえない人だけのコミュニケーションツールというイメージが多いと思います。けれども、耳の聴こえる人たちも手話が分からないと会話が成り立ちません。そのため、手話で交流できる機会を増やしていきたいと思っています。そして社会には、吃音きつおん障害、場面緘黙かんもく症など音声を発することが困難な方もたくさんいます。また、心理的な理由で声を出せない方もいます。そういった背景を持つ人たちにとって、手話に触れてみることで、新しいコミュニケーション方法につながる可能性はあると思います。

手話を学ぶことによって、手話そのものだけではなく、ろう者や会話が困難な人の心理や立場を知るきっかけになります。少しでも会話ができる自信に繋がることができるなら、手話を学ぶことは1つの選択肢だと思います。

新しい言語を知ることは難しいイメージがありますが、まずは手話講座を通じて新しいことを知る楽しさを経験してみてくださいね。

ろう者あるある

ろう者にとって、会話しやすい位置関係はお互いが向かい合う位置です。なぜなら手話は相手の表情や手の動きを見るので、向かい合えるテーブル席がベストです。そのため、カフェなどの店に入る時には店員にテーブル席を希望すると伝えます。それを伝えないと、聴こえる人にとっては親密そうな関係の人たちを横並びの方が良さそうと思っています。カウンター席に案内したら「テーブル席にして」と言われて、面食らうことがあります。

個人差もありますが、ろう者は基本的に視野全体が見える位置を好みます。逆に壁に向かい合うような場所は心理的ストレスを感じてしまうので、配慮が必要です。

手話講座講師のご紹介

手話講座講師の熊谷有央の写真

熊谷 有央

株式会社ホワイトビアード
ろう社会福祉士

静岡県出身。先天的に聴覚障害を持つ。専門学校、大学で社会福祉を専攻に学び、その後、重複聴覚障害者授産施設、地域活動支援センター、聴覚障害児入所施設等の福祉現場を経験しました。また、専門学校の手話講師を務めた経験もあります。


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