こんにちは、たゆらか編集部のomeguです。現在小学2年生の息子、年長の娘、2歳の娘3人の子育て中です。今回は3兄姉の真ん中の娘の話。
愛情表現が苦手
私は愛情表現が苦手です。苦手というか、正直わからないといった方が正解かもしれません。
私の幼少期は両親ともに共働きで、母親もその時代には珍しいフルタイムの正社員で夜勤がある仕事。(ネットが普及していなかった時代に、電話でお店の連絡先を教えてくれる、NTTの104の電話交換手でした)兄とは8歳離れているため、物心ついた頃から自分のことは自分でやる、自然に自立をしていた感じです。そんな中でも、一人で好きなことをしたり仲良しの友達のお家で過ごしたり、自由気ままな時間は楽しかったし、忙しいながらも両親は休日に様々な場所に旅行に連れて行ってくれました。やりたいと言った習い事はやらせてくれて、欲しいものは大体買って与えてくれました。
でも気付かないうちに、心のどこかで物を買ってもらえることだけでは満たされない、両親が居なくて寂しい気持ちを抑える事が当たり前になり、寂しいと伝えたり甘えることが出来なくなっていたのかもしれません。私に不自由ない生活を与えることが、両親なりの愛情表現だと理解出来たのは自分が子どもを産んで育てるようになってから。本当につい最近のことです。(何不自由ない環境を与え、女性でも仕事を持ち、自立することの大切さを教えてくれた両親には、今はとても感謝しています。)
無償の愛を6歳の娘に教わる
そんな私に愛情表現を教えてくれたのは6歳の長女。私に全く似ておらず、とてもとても愛情深い女の子。クールな母に対しても、毎日だいすきだよ!と伝え続けてくれて、私への愛を綴ったラブレターを保育園でせっせと書いてはプレゼントしてくれる。ストレートな愛を毎日伝えてくれます。
そんな娘からの無償の愛を受けているうち、幼少期の私が感じていた寂しい気持ちが少しづつ埋まっていくのを実感するのです。だから私も、娘に教わったように、子どもに対して愛情を具体的に伝えるように意識しています。怒るときも、「ママはどうでもいい人には怒らないよ。感情を大好きな人に使いたいからなんだよ。だから怒ってる。」と説明したり、誕生日には、プレゼントだけでなく愛を込めた手書きの誕生日カードを家族で書いて毎年渡します。私が感じてきた愛情がわからない寂しさを子どもたちには味わって欲しくないのです。
親として一番大切なことは、「誰よりもあなたが大好きで、どんな時でもそばにいるし、味方なんだよ。」と子どもが理解して安心できるまで伝え続けること。
どんな表現方法でも良いのですが、愛を与えても子どもに伝わっていなかったら意味がないのです。
あたりまえのことなのですが、愛情表現が苦手な私が6歳の娘に教わった、ストレートな愛を伝えることの大切さです。
(1番目の息子は私に似て愛を伝えるのが下手ですが、彼なりの愛も日々感じています!)