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伝わらないモヤモヤを解消!「言葉のコミュニケーション」を味方につける3つのステップ

「伝えたいことはあるのに、言葉がうまく出てこない…」
「勇気を出して話したのに、なぜか誤解されてしまった」

そんな経験はありませんか?

言葉はときに難しくもどかしいものです。
しかし、使い方の「コツ」さえつかめばあなたを助けてくれる大きなチカラになります。

今回は「自分のペースで、相手に心地よく伝える」ための実践的なポイントを3つお届けします。

POINT 1:「書く」と「話す」を賢く使い分けよう

伝える言葉は大きく分けて「話す」「書く」ことに分けられます。それぞれに特徴があるので、状況や伝えたい内容によってどちらか伝えやすくなる方法を選ぶことがオススメです。

■書く
書くことのメリットは「書きながら考えを整理できる」「読み手のスピードで読めるので理解されやすい」「修正もできるので正確に伝えられる」といったことがあります。

特に自分の考えを実際に書くことで頭の中でボヤッとしていたイメージがより明確になったり、自分の考えが整理できるため、「自分が相手に何を求めているのか」「自分はどうしたいのか」などがより分かりやすくなるという効果があります。

そのため、自分の伝えたいことをより正確かつストレートに相手に伝えたいときに向いています。

一方で、話し言葉に比べて感情が伝わりづらいため冷たく捉えられることがあるというデメリットもあります。

■話す
話すことには「話す事には感情やニュアンスを伝えやすい」「相手と言葉のキャッチボールがしやすい」「書くよりも短時間で伝えられる」というメリットがあります。

また、声のトーンや会話の間(ま)などもコミュニケーションの1つとなるため、書き言葉に比べてイメージや感情などが伝わりやすくなります。そのため、お互いの性格や気持ちも理解しやすく、関係性を深めたいときなどにも向いています。

ただ、話しているうちにまとまりが無くなってしまったり、話すスピードが早くなって伝わりづらくなることがあるので、相手の表情を見ながら話すことが大切です。

POINT 2:相手の目線に立った話の構成を考える

相手に何かを伝えるとき、自分自身は理解できているので、いろんな情報を省略しがちです。そのため、“自分が話したい形”ではなく“相手が受け取りやすい形”に整える必要があります。

そのためには、以下のキホン5つをしっかりと文章の中に入れるようにするだけで、分かりやすさがアップします。もちろん、5つ全てを入れる必要はないので、相手や状況に合わせてどれを入れるか意識することから練習をしていきましょう。

【物事を伝えるための5つの基本】

1. いつ
2. だれが
3. どこで
4. なにを
5. どうした

(例)作業所での報告シーン
× 惜しい例:
「ミスがあったけど、大丈夫です」

○ 伝わる例:
「今日(いつ)、ミス(なにを)が見つかりました。でも、私が(だれが)メンバーに伝えて修正をしてもらった(どうした)ので、もう大丈夫です。」

すべてを完璧に盛り込もうとしなくてOK。まずは「これを入れたら相手は助かるかな?」と想像してみることから始めてみましょう。

POINT 3:「ゴール(結論)」を明確にしてから話し出す

話を始めるとき、実際に起きたことだけを話したり、話して満足してしまうだけのこともありますが、面談や相談のように何か話したいことがあるときには「相手に何をどうしてほしいのか(結論)」をしっかりと伝えるようにしましょう。

もちろん、結論を一番最初に話して「実はこんなことが…」と詳細を伝えるのもOK。

以下のように、どんな出来事があって「私はどんな気持ちだったか」と「相手に何をしてほしい」という内容を掛け合わせると相手もどんなふうに返事をすればいいのかが明確になります。

(活用例)仕事で困ったことがあったとき
自分の気持ちと、相手に求めるアクションを組み合わせてみましょう。

今の気持ち:
「どうすればいいか分からず困っている

相手へのお願い:
一緒に対処法考えてほしい

完成した言葉:
「仕事でトラブルがあり、どうすればいいか分からず困っています。一緒に対処法を考えていただけませんか?」

「ただ話を聞いてほしいだけ」なのか、「具体的なアドバイスがほしい」のか。ゴールを共有するだけで、相手も自信を持ってあなたに言葉を返せるようになります。

編集後記
コミュニケーションは、相手だけでなく「自分」を大切にするためのツールでもあります。最初から完璧に伝えようとしなくて大丈夫。

「今日はメール(書く)で伝えてみようかな」「まずは結論から言ってみよう」そんな小さな積み重ねが、あなたと誰かをつなぐ架け橋になっていきます。まずは今日、ひとつだけ試してみませんか?

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