こころ×障がい×メディア

まなぶ

司書さんが選ぶ「ほんのイチオシ」こころと体をいたわるおすすめ本2選

こんにちは。たゆらかたうん編集部です。

今回は、江戸川区立東部図書館の司書さんがおすすめする、こころと体をいたわる本をご紹介します。何かと忙しく、心身ともに疲れがちな現代。本を開いて、自分自身を優しくケアする時間を作ってみませんか?

1|『傷を愛せるか』宮地尚子(大月書店)

#こころの傷を受け止める #前向きにならなくても大丈夫

人は傷ついたとき、どのようにその傷と向き合えば良いのでしょうか。本書は、長年トラウマや性暴力の被害者と向き合ってきた精神科医によるエッセイ集です。安易な「克服」や「回復」を説くものではありません。傷によって変容してしまった時間の感覚や、言葉にできない苦しみを丁寧にひも解き、消えない傷跡を抱えたまま生きていくことの尊さを描き出します。

効率や「前向きさ」を強いる現代において、「癒えない痛み」を否定せず、そのままの形で抱えることを肯定すること。傷を無理に癒やそうとせず、痛みを自分の一部として慈しむこと。傷を「治すべきもの」ではなく「共にあるもの」として捉える視点は、読む人のこころをそっと軽くしてくれます。傷つきやすい時代だからこそ、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

2|『増補改訂版 がんばらないで楽に長く走る 痛み、故障しらずの脱力ラン』鈴木清和(Gakken)

#まずはゆるーい運動から #適度な運動でこころを整える

適度な運動はこころの健康を保つためにも有効です。習慣化することでより高い効果を得ることができますが、きついものと考えてしまうとどうしても手が伸びなくなってしまうことが悩みの一つです。そこで、適度に脱力しながら体を動かす方法を取り入れて、まずは「継続すること」を目指してみませんか?

この本には、筋肉を効率よく使って疲れにくくする走り方や、習慣化を目指す記録方法など、自分のペースで長く続けるためのコツがたくさん載っています。また、体の緊張を緩めるストレッチは、運動後だけでなく普段の生活に取り入れることで疲れを和らげる助けになります。初心者だけでなく、どうしても運動の時間が取れない方にもピッタリです。

健全な精神は健全な肉体に宿るとも言います。こころと体の調子を整えるためにも、ゆったりと体を動かしてひと汗かいてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回の本の紹介はいかがだったでしょうか?心が少し疲れたなと感じたら、ぜひ図書館に足を運んで、これらの本を手に取ってみてくださいね。

【NPO法人 しろひげ・たゆらかファンド】
「たゆらかたうん」を制作・発行している「NPO法人しろひげ・たゆらかファンド」では、「たのしく”学ぶこと”でつながる」を始め、「食べること」「体験すること」を通じたさまざまな居場所づくりもしています。
法人運営のために、みなさまのご寄付・ご支援をお願いいたします。

▼法人公式ウェブサイト
https://shirohige-tayuraka.or.jp/

▼寄付ページ
https://congrant.com/project/shiro-tayu/17846

関連記事

PAGE TOP