- 最近なんか、モヤっとするなぁ
- なかなか、やるべきことが終わらない
- 自分はいったい何がしたいんだろう・・・
そう思ったことはないですか?
今回、おすすめする「ジャーナリング」は、
これらの解決の糸口になるかもしれないですよ。
①ジャーナリングとは何か
②ジャーナリングの効果
③ジャーナリングのはじめ方
最初から読まなくても大丈夫!
気になる部分から読んで、
ぜひ体験してもらえたら、うれしいです。
ジャーナリングとは
近頃、いろいろな場面で耳にする機会も多い
ジャーナリングとは一体どのようなものなのでしょうか
ジャーナリングとは、日々の記録として思考や感情を書いてみたり
目標達成のためのツールとして活用したり、
日頃のタスクなどを管理することができるツールです。
汎用性が高く、紙とペンさえあれば、
どこでも行うことができ、
専用のツールを用意する必要がないため
手軽に始めることができますよ。
ジャーナリングを行っている方に話を聞いてみると・・・
- 思考がクリアになった!
- やりたいことが明確になった!
- 自分の本音の部分がわかった!
といった声を聞きますが
私自身も、ジャーナリングを取り組んだことにより
自分の本当にしたかったことや
感情の整理をつけることができ
自分自身の違う一面に、気づくこともありました。
特に、タスクがたまっているわけではないのに
日々追われていて、疲れてしまっているような感情も
ジャーナリングを行うことで、
原因を知ることができたと感じています。
また、毎日を忙しく過ごしている現代人にとって思考の整理は重要で整理ができていない状況が続くと、自分自身でも気がつかないうちに、ストレスをためて大爆発といったことにも・・・
そのような方々にジャーナリングは、
おすすめのツールとも言えます。
更には、ジャーナリングは、単に文章を書く行為だけにとどまらず、自己分析やこころのケア、アイデア出しにもつながるため、セルフケアの手法として広く推奨されています。
次の章では、より具体的に、
ジャーナリングで得られる効果を、ご紹介しますね。
ジャーナリングで得られる効果とは?
ハードルの低さや、実践している方の声を聞くと魅力を感じますが、
実際にジャーナリングを行うことで得られるメリットは何があるのでしょうか。
私が、実際に体験してみて感じたメリットを
書き出してみました。
①ストレスを軽減させたい 解消したいとき
ジャーナリングは感情を整理する方法として効果的ですね。
自分の考えや気持ちを、紙に書き出すことにより、
内面のストレスや不安を出すことができるようになります。
実際に書いてみたら、
深刻になるような悩みじゃなかったという場合も・・・
心配性の方や、ストレスを抱えている方に効果的といえるでしょう。
②感情の整理と自己理解を深めたいとき
頭の中で混乱している思考や感情の整理するのに、役立ちます。
さらに、感情を外に出すことによって、
こころの負担を軽くすることができますよ。
紙に書くことによって見える化されるため、行動や感情、価値観について考えることができるでしょう。
③想像力を刺激したいとき
ジャーナリングは想像力を刺激する方法としても有効です。
何かアイディアを求められたときに、いつも同じ内容ではなく、自由な発想を生み出すことができるのも、ジャーナリングで得られるメリットの一つですね。
④過去を整理したいとき
過去の嫌な出来事に感情がとらわれているとき、
ジャーナリングで思考の整理することができます。
過去の自分を振り返り、感情を吐き出すことによって、あの時はこうだったから辛かった。
または、こういったことがあったから
嬉しかったといったことを感じることができるでしょう。
⑤自分の人生の方向性を探したいとき
人生の目的や方向性に迷っていると感じる方にとって、
ジャーナリングは自分の価値観や目標を再確認するためのよいツールとなるでしょう。
また、定期的に価値観の見直しや目標を書くことで、
自分が何を大切にしたいのか、目標を再確認することができるようになります。
そして、目標達成などには、日々の進捗を記録し、
達成感を感じることによりモチベーションを保ちやすくなることもありますよ。
資格試験や、仕事上でのノルマ達成など、何か成し遂げたいものがある方や、自分の成長を確認したい方、また方向性を確認したい方に向いていますね。
ここまで読んでみて、ジャーナリングに興味をもったけど、どうやって始めたらいいか分からないと思った方向けに
次の章では、ジャーナリングの始め方について、
誰でも始められるようにまとめてみました。ぜひチェックして体験していきましょう。
ジャーナリングの始め方
①道具を用意する
ジャーナリングに必要なものは紙とペン(筆記用具)だけ。
お気に入りのノートやペンを用意してみてはいかがですか?
最近では、ジャーナリングに特化したアプリなどもリリースされているようなので、デジタルな環境になれている方は、アプリから利用してみるのも良いかもしれませんね。
文字を手書きするということは、一定のリズムを伴う反復的な作業となり、そのリズムがこころを落ち着け、リラクゼーションの効果をもたらすとも言われております。
②書く目的を明確化させよう
ノートとペンが用意できたら次は書く目的を明確化させます。
ここでは書く目的を明確化することで、ジャーナリングをスムーズに始めるために、いくつか例を出していますが、書いている途中で、目的が変化してしまっても問題はありません。
また一つのテーマに限らず、複数のテーマを書いても良いでしょう。
(例:感謝のワークと目標達成のワークの両方)
いくつかの例をあげてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。
・感情の整理をしたい方向けには
その日の感情を整理していく方法
・感謝の気持ちに気づき、肯定的な考えや前向きな思考になりたい方には
日々の感謝をジャーナリングすることで、ポジティブな面を意識する方法
・目標達成をしたい方には
日々の進捗を確認し、ゴールまでの道しるべを書き出す方法
・自分磨きやスキルアップしたい方には
自分の考え方や思考の癖、価値観を書き出す方法
③書く内容が決まったら、次は書き方のスタイルを決めましょう
ジャーナリングは、特に決まったルールや書き方にルールはありません。
そのため、書くことがないと思って途中で辞めてしまったり、書くのがめんどうになってしまうといったこともあるようです。
ルールがしっかり決まっている方が続けやすい!というあなたのために、
ジャーナリングを続けていく上でのヒントをまとめました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
自由に書いてみる(フリースタイル):
その日感じたこと、考えたこと、気になる出来事などを自由に書きます。
感情や思考がそのまま表現されるため、リラックスして書けます。
今日は晴れていて、とても気分がよかったなぁ。
帰りにお気に入りのカフェでお茶して帰って…
こういった時間をとれるのっていいなと思った。
リスト形式:
書き始めるのが難しいと感じる場合は、箇条書きで書くのも良い方法です。
例えば、今日感謝していることを3つ書いたり、目標に向けてやるべきことを書き出したりする方法です。
タイトル:今日の感謝していること
・ごはんが美味しかったなぁ
・電車が混んでいなかったなぁ。座れてラッキー♡
・ほしかった○○を買えて幸せだー。
質問形式:
自分に問いかける形で書く方法です。
例えば、「今日はどんなことに幸せを感じたのか?」「今、とっても大切にしていることは何か?」
自分に質問を投げかけて、それに回答していく方法です。
毎日同じ回答を問いかけても問題はありません。
日々の同じ回答から、新たな一面を発揮することができるかも。
タイトル:今日はどんなことに幸せを感じたの?
今日は電車が混んでなくて、落ち着いて座れてよかった。時間にゆとりがあるっていいなぁ・・・
ここに上げたものは、一例になります。
まずは、取り組みやすいものから取り入れてみましょうね。
まとめ
ジャーナリングをはじめた頃は、毎日書かなければいけないとプレッシャーに思うこともあるかもしれません。
私も、書く習慣がなかったために、まず紙とペンをだして、向き合うということに対してハードルを感じることも・・・
そこで、ジャーナリングを続けやすくするためのヒントとして、書く時間を決めるようにしてみました。
ノートは、書き心地の良いもの、筆記用具も使っていて、気分が高揚するものを使うようにしてみたところ、
始めの頃に感じていた、ハードルの高さを感じることは少なくなったと思います。
ジャーナリングは、他人に見せるのではなく、自分のためのツールです。
他人にどう思われるのかや、こんなこと書いたらダメかななどと考えることは気にせず、
まずは自分の内面と向き合う時間として楽しめるとよいでしょう。
最初は2~3行だけしか書けなかったり、
グチャグチャになってしまうケースもあるかもしれませんが、
大切なことは続けること。
毎日できなくてもいい。
まずは1行から試してみてくださいね。