こころに障がいがある方のためのウェブメディア

まなぶ

〜Well being〜

朝晩涼しくなり過ごしやすい季節になってきましたね。

みなさん夜はぐっすり眠れていますか?

私は今、仕事で心理士の研修を受けています。

研修を受けることで今まで生きてきた経験の中で無意識のうちにやっていたことや何となくこうなんじゃないかな?と考えていたことが頭の中で整理されて言語化されていきます。

ふわふわと心の中で浮かんでいたものがどんどん腹落ちしていく感じです。

とてもいい機会をいただきました。

その中で印象的だった話と意識したいと思った内容を紹介します。

最近よく耳にする言葉

〜Well being〜

『精神的にも肉体的にも社会的にも満たされた状態であること』

簡単に言えばより良く生きるということ。

対義語を調べたところ、孤独・孤立でした。

生きているとどうしても避けられないようなマイナスな出来事が降ってくることがあります。

マイナス⇦―――――0―――――➪プラス

マイナスの原因は自分の力ではどうにもならないこともあります。

そんな時は、マイナスな出来事を考え悩むよりもプラスの出来事を増やしていくといいそうです。

いい出来事(プラス)が増えると次にマイナスな出来事があったときのクッションになってくれるそうです。

自分の人生を振り返って考えてみました。

どうしても解決できなかったマイナスな出来事がありました。

苦しい時間が2年ほど続き精神的に限界でした。

今思えば孤独だったんだろうと思います。

精神的にきつい時期でしたが幸いなことに相談できる友達や行政の相談窓口の方に救われました。

社会的に繋がりを持てていたからこそ心が折れずにギリギリのところで踏ん張れたんだと思います。

その後、どうしたら状況を変えられるか自分で考え行動して苦しい時期を抜け出せました。

心理士の先生によると自分で考え行動することがとても大切なことだそうです。

自分で決めて頑張ったことがその後の人生の糧になるそうです。

私が働く『しろひげ・べーす』のコンセプトは、みんながつながる場所です。

地域の方々の心の拠り所としての『安全基地』次の一歩を踏み出す『出発基地』人と人をつなぐ『連結基地』

とても気に入っています。

私の前の職場は、ソマリアやエチオピア、カメルーンの難民、アジア圏の留学生、LGBTQ、障がいがある方など育った背景や考え方が違う人々の集まりでした。

文化が違えば考え方や価値観が違うのは当たり前で、『へぇー』の連続でした!

それでも同じ職場で同じ方向を向いてやりがいを持って仕事をしていくには、どんなに育った環境や価値観が違っても『そういう考え方もあるんだね!』って一旦、素直に相手を受け入れることから始まるんだと思います。

心理士の先生も対話するときはまずはじめに育った環境が違うということを念頭において

価値観の違う相手を一旦全部受け入れることが大切と話されていました。

しろひげ・べーすにも色んな職員がいて、色んな利用者がいます。

そこが良いところだと思っています。

誰でも孤独を感じることがあると思います。

そんな時こそ、しろひげ・べーすに来てみてください。

悩んでることを話してもいいし、楽しいことがあったら私たちに教えてください!

何も話さなくてもボードゲームで楽しい時間を過ごせます!

私は、みんなに自分らしくいてほしいと思っています。

みんな違ってみんないいんです。

一歩踏み出すことで

何かきっかけが見つかるかもしれません。

『みんながつながる。しろひげ・べーす』

これからもよろしくお願いします!

  • この記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
  1. 部屋が散らかっててもいい

  2. リフレーミング

  3. 〜Well being〜

関連記事

PAGE TOP